効率的な勉強の方法ないかな
専門医試験の勉強を始めたい
電子ノートってどうなの?
この記事を読むと、上記の悩みや疑問が解決できます。
何かを勉強するときは、書いて覚えたいという方は多いですよね。
ただ医者になってからは時間のない中で勉強しないといけないので、なるべく効率的にしたいところ。
この記事ではNoteshelf(ノートシェルフ)というノートアプリを使用して専門医試験の勉強をして合格された医師のharu先生に解説していただきました。
こんにちは。 【ゼロから始める医師生活】というブログやTwitterで医師のポイ活やバイト/転職情報などを発信しているぜろえん(zeroen_doctor) です。
@今回の記事では『Noteshelfをつかった専門医試験対策の勉強方法』という点にフォーカスしてharu先生に記事を書いていただきました。
記事を読んで効率的な勉強をして専門医試験合格を目指しましょう。
医師7年目、整形外科専門医を2022年1月に取得したharuです。
私は学生時代から書いて勉強するタイプでした。
専門医試験の勉強をするにあたって、書いて覚えたいけど、紙のノートは持ち歩くのが大変だし、図や写真も使って視覚的にも理解を深めたいという理由から、Noteshelfというノートアプリを使用して勉強をしました。
今回の記事では実際につくったNoteshelfの画像なども紹介しながら、どのように専門医試験対策の勉強に使用したかを具体的に紹介していきます。
これから専門医試験を受ける方で、勉強した内容をまとめて頭の中を整理したいという方にはぜひおすすめしたい方法です。
Noteshelfで勉強するなら電子書籍を利用するとより便利になります。
医学書×電子書籍についてはこちらの記事でまとめています。
Noteshelf(ノートシェルフ)とは
Noteshelfはタブレットで使用できるノートアプリ。
iOS版とAndroid版があり、どちらも有料となっています。(iOS版1200円、Android版670円程度)
現在のVerは『Noteshelf 3』。
表紙やテンプレートは数多く用意されており、上の画像はその一例です。
NOTESHELF CLUB(無料)に登録すると、クリエイターの作成した様々な表紙やテンプレートをダウンロードできます。
上の画像はペンの種類を変えて(4種類)、実際にノートに単語を書いたページです。
Noteshelfで、情報を一つにまとめることで効率的な学習が可能となります。
Noteshelfには検索機能もあり、手書きの文字も認識してくれます。(『短下肢』で検索したときの結果が上の画像)
クラウドでバックアップを取っておけば、携帯やパソコンなどからもアクセスできます。
Dropbox、OneDrive、Google Drive、Evernoteを利用したバックアップが可能です。
設定しておけば、自動でバックアップを作成してくれるのが助かります。
Noteshelfをつかって専門医試験の勉強をした
私が受験した、整形外科の専門医試験の鉄則は、整形外科卒後研修Q&A(以下Q&A)を解くことなので、Q&Aを解きながら、章ごとにまとめノートを作成しました。(上の画像)
Q&Aを解きながら解説を読み、気になったところ、覚えてくべきところをまとめていきます。
今回、紙のノートではなく、iPad上の電子ノートを選んだ大きなポイントとして、写真や図、表などいろいろな教科書に散らばっている情報を、ひとつにまとめられる点があげられます。
写真や図などをいれる方法として、以下の3つの方法を使用しました。
①教科書の写真を撮ってそのまま張り付ける
②電子書籍をスクリーンショット
③ネットで調べて引用する
覚えたいところは手書きで書きながら、視覚的にも頭に残るように、図や写真などをたくさん入れてまとめるよう心掛けました。
①教科書の写真を撮ってそのまま張り付ける
紙媒体で持っていた教科書を撮影しました。
写真を撮って、必要な部分をトリミングし、張り付けるだけ。(右上の画像)
本を写真に撮っただけなので、裏移りがあり、きれいな仕上がりとは言えませんが、自分で見るためだけなのでこれで十分でした。
写真の挿入方法もすごく簡単で、その場で撮ってすぐ貼り付けられます。
ある部分を見返したいときにnoteshelfでまとめていれば、いちいち教科書をひらく必要がなくなり、とても快適でした。
②電子書籍をスクリーンショット
医学書も電子書籍が多く出版されており、持っている方も多いでしょう。
紙の教科書と同じくらい電子書籍を使っているので、持っている電子書籍のスクリーンショットを撮ってノートに貼り付ける方法も便利でした。(上の画像)
③ネットでしらべて引用する
持っている書籍でいい図や写真が見つからない場合、ネットで検索し適切な図があれば引用していました。
自分だけのノートで、ネット上で公開するものではないので、わかりやすそうなものからピックアップしていました。
間違った情報も時々あるので、ネットで検索する際は、病院や学会のホームページから探すのがいいでしょう。(上の画像)
NoteshelfではPDFを開くこともできる。
私は過去問をNoteshelfで解いていました。
検索機能があるので、病名を検索することで、その疾患についてどんな問題がどのくらいの頻度で出ているのかが分かります。
専門医試験勉強にNoteshelfを使用した感想
Noteshelfは専門医試験の勉強で初めて使用してみましたが、操作は直感的にわかりやすく、すぐに使いこなすことができました。
紙と違って、書き直したりページを追加したりが簡単で、その分ストレスが少なかったです。
一度まとめてしまえば、持ち歩くのはiPadだけで済むので、どこでもすぐに勉強を開始することができた点も良かったところ。
実際の試験でも、「あそこに書いたな!」と自分の作成したノートを思い出して、正解できた問題も多くありました。
Noteshelfを使ったおかけで、いろいろなところに散らばった情報が最終的には一か所にまとまり、頭の中も段々整理されていきました。
ただノートをつくるには時間がかかるので、早めに勉強を始めないと最後に余裕がなくなってしまうので注意してください。
専門医試験に限らず勉強の手段の一つとしてNoteshelfは使えますね!
Noteshelfと他のノートアプリとの比較
Noteshelfと並んで使われているノートアプリが『GoodNotes5』。
GoodNotes5と比較した時のNoteshelfの強みを挙げると
・ペンのお気に入り機能がある
・表紙やテンプレートの数が豊富
・バックアップできるドライブが豊富
・音声録音ができる
などがあります。
Noteshelfの方が全体的に機能が豊富です。
ちなみに今回の専門医試験の勉強で便利だったのは、『ペンのお気に入り機能』でした。(上の画像)
NoteshelfでもGoodnotesでも、専門医試験の勉強をする分には、正直どちらでも問題ないでしょう。
両方使用した方のお話では、GoodNotes5の方が動作が早いというメリットもあるようで、機能が多い分、早さの面ではNoteshelfが劣るのかもしれません。
Noteshelfを使うのに必要なもの
Noteshelfを使用するには、『iPadなどのタブレット』と『タッチペン』が必要ですが、最新のものを用意する必要はありません。
私自身も2018年発売である第6世代のiPadを使っていますが、問題なく使用できています。
まとめ
Noteshelfを用いた勉強法をまとめました。
教科書や過去問等で電子版があれば、紙を一切使わずiPadだけでも勉強が完結できます。
丁寧にまとめノートを作成しておけば、簡単に検索できるので、長く役に立ちます。
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