医師はバイトですぐに日銭をかせぐことができる反面ついついムダ遣いをしてしまうことがありますよね？
「貯金したいけどついついムダ遣いをしてしまってお金が貯まらない。」
「資産形成したくてバイトを頑張っているけど思っているほど貯金が増えていない。」
「いい貯金ノウハウを知りたい。」
こんな医師は本多静六の名著「私の財産告白」を一読することをおすすめします。
この本は本多先生が財を成した経緯について詳しく述べられており、「四分の一天引き貯金法」など具体的な資産形成の方法論について書かれています。
【ゼロから始める医師生活】というブログやTwitterで医師のポイ活やバイト/転職情報などを発信しているぜろえん(＠zeroen_doctor)は、この本を読んで本多式貯金方法を実践しています。
もちろんその方法論も勉強になるのですが、本多静六の年を重ねても衰えることなく、適応し、生きられるだけ生き、努力を惜しまない様は感動的ですらあります。
本でももちろん出版されていますが、Amazonオーディブルでも扱っているので未読の方はオーディブルで聴くのも良いでしょう。
オーディブルの無料体験を使えば無料で聴くことができます。
本多流資産形成術は特に貯金できない医師におすすめ
この「私の財産告白」という本は名著として知られていますが、最も有名であるのが「貯蓄術」についてフォーカスした部分でしょう。
3原則として、以下のように述べられています。
第一、常に収入の四分の一を天引き貯金すること
第二、いくらかたまったところで巧みに投資にまわすこと
第三、無理をしないで最善を尽くし、辛抱強く時節到来をまつこと
『私の財産告白』より引用
実際に持たざる者であった本多先生が財をなしていった様が本書で描かれていますが、この3原則を守ることを主張しています。
私もモロに影響を受けてこの「四分の一天引き貯金法」を実践しています。
やってみると分かりますが、初めに天引きをしてしまえば、もとからその稼ぎだと認識できるのであまり苦痛(?)を感じることなく実行することができます。
ポイントとしては給与口座以外に貯蓄用などの口座を作っておき、自動振替機能などを使って天引きできるシステム作りをしておくことだと思います。
医師は一般的な給与所得より多いと思いますが、浪費家も多い印象です。
浪費までいかなくても、車や美容や教育費などなどで使ってしまう機会は多いですよね。
そのため医師には天引き貯金法は有効な手段と考えます。
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私が実践する「四分の一天引き貯金法」を紹介
私は本多先生の影響を受けて四分の一天引き貯金法を実践しています。
子供の教育費やイデコなどもひっくるめてですが1/4～1/3に当たる額を天引きしています。
子供の教育費→子供の銀行口座
イデコ→自動引き落とし
貯蓄分→貯金口座
投資分→証券口座
などといった具合にメインとなる給与口座から自動で振り替えるように設定していますので、全く貯金している感もなく勝手に貯蓄ができる「仕組み」になっています。
残りの四分の三については家賃や生活費や娯楽費などで消費されて、少しプラスが出る程度です。
急な出費があったらどうすんねんという話もありますが、生活防衛費(300万)をメイン口座にプールしていますので問題なし。
この300万が適正な値かについては自分でも正直不明ですが、夫婦で相談して決めました。
医者はどうしても無駄遣いをしがちな人が多いので、天引き貯金法は医師の貯蓄に有効な手段と考えます。
天引き貯金法を実践する上でイデコはおすすめの制度です。
詳しくはこちらの記事からどうぞ。
医師はイデコで節税！メリット・デメリットと金融機関の選び方を徹底解説！
本多静六の向上心を見習おう
本多先生の生き方として「如水正」の精神が述べられています。
「水のように」というのは、いかなる境遇にも自ら適応し安住するということで、澄んだり濁ったりして、貫くべきものを貫くとおっしゃっています。
何事にも一切悲観しない。
常住坐臥、すべてを「ありがたいありがたい」で過ごすことともおっしゃっています。
特に私が刺激を受けたのはこの本多先生の日常の過ごし方でした。
本多先生は86歳に逝去されていますが、なんと80手前から英語の習得を目指しています。
具体的な生活っぷりが描写されているのですが、かいつまんで書きます。
✔朝は5時半に起床。必ず6時のラジオ英語を聞き終えて朝食。
✔朝食後は30分間の食休み、ついで書斎に入って読書または執筆。
✔10-11時に郵便物の処理。けっして翌日には持ち越さない。
✔12時にはニュースを聞いて昼食。
✔天気が良ければ12時半か1時から百姓仕事。散歩や用事をこなす。
✔16時に入浴または手足を清める。
✔17時にはニュースを聞きながら夕食。
✔18時は英語会話(中学生に若返る、らしいｗ）
✔夜はずっと執筆時間、しばしば深夜の1-2時まで。
齢80にして英語を習得しようとする気力には驚かされます。
執筆は毎日行っていて、実際370冊を超える著作があります。
別の章にて人生設計を立てろということも述べておられるのですが、その秘訣として向上心を盛り込んだ人生計画にしなさいとしています。
確かにこの本多先生の日常生活を目にしますと説得力が違います。
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「私の財産告白」は本多静六の自伝になっており読書が苦手な方でもすらすら読むことができます。
本を読む時間がなくてもAmazonオーディブルにもあるので隙間時間にサクッと聴けます。
しかもAmazonオーディブルなら無料体験期間をつかえばタダ。
無料体験期間で退会すれば課金されませんし、無料体験期間で選んだ本は退会後も聴くことができます。
Amazonオーディブルについては以下の記事で詳しく紹介しています。
多忙な医者におすすめしたいAmazonオーディブル！徹底レビューを公開！
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まとめ
資産形成をしたい医師はまず本多静六の「私の財産告白」を読んで参考にしよう！
Amazonオーディブルにもあるので気になる人はすぐに聴こう！
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