40歳以降で転職するのは遅い?
転職したいけど悩んでいる。
40歳以降で転職した人の話を聞きたい。
この記事を読むと、上記の悩みや疑問が解決できます。
40歳以降で転職するのは不安になりますよね。
周囲で転職される方も少ないでしょう。
そこで実際に40歳代になって転職をしたsyou先生に話を聞きました。
こんにちは。 【ゼロから始める医師生活】というブログやTwitterで医師のポイ活やバイト/転職情報などを発信しているぜろえん(zeroen_doctor) です。
@40代以降で転職するか悩んでいる方に向けて、syou先生に実際の体験談を書いてもらいました。
リアルな体験談になっているので、40歳を超えたけど転職に興味がある方にはうってつけの内容になっています。
転職までの具体的な流れやみなが気になる医局を辞める時の話も出てきます。
少しでも気になる方は記事をさっそく読んでみましょう!
syouです。
1-6年目:市中病院
6-10年目:大学院
10-12年目:市中病院
12-14年目:大学病院で助教
15年目に医局を退職して現在に至ります。
30歳代と違って40歳代での転職はなかなか勇気がいりますよね・・・。
私の経験が40歳代で転職に悩んでいる先生の参考になれば幸いです。
具体的に転職を検討する場合は医師転職サイトに登録して、幅広くリサーチすることが重要です。
当ブログでおすすめのサイトについて紹介していますので参考にしてください。
転職を決意するまでの流れ、理由
医局に入局後は市中病院を1年毎に回らされた後に、大学院に入っています。
大学院卒業後、市中病院に戻った後に大学病院の助教として勤務していました。
独身の頃は多少給料が安くてもやりがいを感じて勤務に励んでいましたが、結婚・子供が産まれる・自宅購入・40歳代になるにつれて、働き方に徐々に疑問を抱くようになりました。
大学院・大学病院時代に働き方への疑問が強くなった
大学院・大学病院に勤務した時に働き方への疑問が強くなりました。
大学院では、ろくに指導者がいない中、残業は当たり前で、基礎実験での成果を求められる毎日・・・。
なんとか自分で色々調べて結果は出せましたが、教授が納得する結果を出すまで大学院は5年滞在することになってしまいました。
大学病院に助教で勤務していた時はストレスばかりでした。
・日々の臨床
・教授からの科研費のプレッシャー
・自分の意見の主張ばかりの後輩
・上司は説教ばかり
給料も低い中でサービス残業をしていてむなしくなる日々でした。
40歳代で助教授になったが勇気を出して辞めることにした
医師12年目から大学病院で助教を務め、論文・査読などをある程度行って、現在の状況は我慢するしかない、良い経験をしていると自分を鼓舞させて頑張る日々でした。
ただ40歳代となり、体力にも不安を覚えます。
ある日思い切って妻に人生相談すると、『無理して医局で働くことはない』と言ってくれ、転職を決意しました。
そして医師14年目の夏に上司に医局を辞めたいことを伝えました。
30歳代と違い40歳代で医局をやめて大丈夫なのかと不安でしたし、転職活動をするまで医局をやめて就職先があるのかどうかわかりませんでした。
そんな中、意外にも退局の後押しをしてくれたのは妻でした。
やはり私が辛そうなのを見ているのが辛かったようです・・・。
現在の職場では家族との時間をしっかり取れるようになりました。
正直、それまでと違い仕事にやりがいはありませんが、その点は趣味などに時間を費やしております。
40歳代で転職を決意した後、上司への伝え方
上司へ医局を辞めたい旨を伝えた時のことは今でも忘れません。
まずは上司にメールでお話ししたいことがある旨を連絡して時間を取ってもらいました。
この際の注意点としては、なるべく日中にしましょう。
夕方のようにその後の予定がない時だと相手も疲れてイライラしていますし、その後の予定がないのでくどくど説教されて、言いくるめられて終わってしまいます。
逆に、日中だと向こうも忙しいので、要点だけちゃんと伝えられます。
日中でも夕方でもその1回で終わることはまずないので、最初の1回目は日中に伝えるのをおすすめします。
自分は夕方に伝えてしまい、逆に上司に説教をくらいました。
この歳での説教はなかなか辛いですが、この時に怒ってはいけません。
淡々と辞めたい旨を伝えることにのみ専念しました。
その後、何回も飲みに誘われましたが、お断りしています。
その後、教授も交えて面談をして、自分の意思をしっかり伝えて辞めることに成功しました。
医局を辞めた代償
医局は辞められましたが、その代償として関連の主要病院では働けなくなりました。
もっと飲みに誘われてもしっかり行っていれば、話が違ったかもしれませんが、医局をやめる決意がついている大抵の人はそのような余裕はないと思います。
ただ働けるところは探せばいくらでもありますので不安になる必要はありません。
医師求人サイトはたくさんあります。
今までどこかのサイトを利用して、スポットバイトをしたことがある人ならばそのサイトで試しに自分の求める条件で検索してみましょう。
今までサイトを利用したことない人は、まずはサイトに登録して求人市場がどうなっているか確認しましょう。
複数サイトに登録していろんな案件に目を通すのは大事ですね!
まだ転職を決めてない方も相場観を養う上で事前に登録してどんなものか見ておくのがおすすめです。
当ブログではおすすめの求人サイトの紹介をしていますので、参考にしてください。
転職活動の流れ
医局を離れるのが決定しているのを待ってから転職活動をするのは遅いです。
水面下で動いておきましょう。
私は、自分や家族の中で医局を離れることを決めた時点で転職活動を始めました。
ちなみにですが、不安だったので複数の転職サイトのコンサルタントと面談しています。
実際に転職活動をして実感したことですが、大事なのは『良い求人は早くから出ているという訳ではなく、12-3月頃に出てくることが多い』ということです。
その時期までに勤務先が決まっていないのは不安でしょうが、いざとなったらスポットバイトなどでのんびり働こうとどっしりと構えて、自分の要望は妥協せずにいた方が良いでしょう。
40歳以降の転職について
30歳代と違い40歳代での転職には不安もあると思いますが、逆に良いこともあります。
ある程度の臨床は自分でできますし、色々な専門医の資格は持っていましたので、体力にはやや不安はありましたが転職先を探すのには苦労はしませんでした。
専門医資格のない方で転職に悩まれている40歳代の方もいらっしゃると思いますが、その点は安心して良いです。
コンサルタントの人に伺ったところ、『働けるなら資格にはこだわらない病院が多い』とおっしゃっていました。
ちなみにですが、ぜろえんも専門医資格なしで転職しています。(内科認定医だけ持っていました)
私は転職で失敗も成功もしており、その時の体験を記事にしているので、気になる方は読んでみてください。
40歳以降で転職活動をする方に向けたアドバイス
断言しますが、色々経験を積みたい、高度な医療を提供したいといったhigh volume centerでしかできないようなことを望まない限りは、40歳代でも医師の転職活動で困ることはありません。
スポットバイトでのんびりやる働き方も訪問診療も小規模病院でののんびり外来も探せばいくらでもあります。
コンサルタントとのやり取り・病院との面談はめんどくさがらずに自分がちゃんと納得するまで何回も行いましょう、それさえ守れば転職活動自体はまったく難しくありません。
40歳代の転職は色々な責任がかかってくるため、なかなか踏み込めないと思います。
自分や家族の中でしっかり意思を固めてから退職・転職に望みましょう。
この記事を読んで少しでも自分と同じように悩んでいる医師の方の力になれますと幸いです。
転職に関する疑問や質問にQ&A形式で正直に答えた
転職してみたいけど勇気が出ないという方に向けて、転職前に持つ疑問に対してQ&A方式で書き出していきます。
実際にぜろえんも思っていたことや質問を受けるところなので、みなさんの参考になるでしょう。
知っている範囲で40代以上で転職されている方はいましたか?いれば何歳だったでしょうか。また転職活動は苦労されているようでしたか。
知り合いに一人います。その人は40歳で転職されていました。
転職活動は苦労されていないようです。
ただ退局の時に苦労して、色々もめ、その大学病院がある県では働けなくなり現在は別の県で勤務されています。
転職の条件交渉は直接されましたか、エージェントがしましたか?ご自身で譲れない条件があり交渉して通したということはあったでしょうか。
エージェントに要望を伝えて、それに見合った病院を見つけて頂きました。
基本的には条件の調節なども全てエージェントにしてもらいました。
メールでのやり取りなどである程度納得がいき、ここに就職したいという段階で面談となりました。
日々の業務で忙しいと思いますが、転職活動は特に支障なくできましたか?面談などはオンラインが中心になりましたか?
支障なくできました。
転職を考える際は、その時働いている職場のことは最小限にしておりましたので、面談などはこのご時世なので、オンラインで行いました。
転職先を探すときに使うべきおすすめサイト5選
求人サイトの選び方としては特に常勤探し、つまり転職では自分の個人情報を多く出すことになるので求人サイト・企業への信頼性は重要なポイントだと考えます。
できれば信頼できる大手求人サイトのエージェント(サイトによってはコンシェルジュという名称)に相談し、非公開求人まで含めて自分の条件にあった案件を探してもらいます。
いくつかのサイトにも登録して案件ごとの比較をしっかりするべき。
もちろん知り合いのツテなどもあれば、活用しましょう。
常勤を探すときに使いたい大手医師求人サイトの一覧です。サイト評判のいいところを5つ厳選しました。
できれば複数サイトに登録していろんな条件の案件に目を通しておきましょう。
今病院を探していない方も相場観を養う上で事前に登録してどんなものか見ておきましょう。
サイトの選び方としては、信頼できる大手求人サイトというのがポイントになります。
転職情報が充実している医師転職ドットコム、会員特典が嬉しい民間医局、非公開求人の割合が高いマイナビDOCTORなどは特におすすめです。
サイト名 | 特徴/ポイント | おすすめ度 | 詳細記事へ |
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まとめ
実際に40歳以降で転職をしたsyou先生に詳しく話を聞きました。
医療トラブルや医療訴訟への不安は尽きませんよね。
万が一、訴訟に巻き込まれたら…
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