巷では医師の専門医/非専門医どっちがいいか論争が度々繰り広げられていますよね。
私は基本的には専門医資格は持っておいた方がいいと考えています。
なぜなら転職をした際に専門医資格を材料にして年収を上乗せすることに成功したからです。
今後転職を考えている先生であれば、専門医資格は交渉材料になるので取得を考えてはどうでしょうか?
もちろん専門医をとる条件やコストを考えて、トータルで判断すべきだと考えています。
実際に私の実例もあげて考えてみました。
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医師は専門医をとるべきなのか?
専門医は保有すべきであるというのがコンセンサスかと思います。
実際に周囲で同様の話題になったときは「とりあえず取っておく」という意見が大半です。
しかし若い先生を中心に専門医をとらないという選択をしているケースも増えてきているようです。
専門医とらない派も同じように将来的にはメインストリームとなるのかもしれません。
中には医師免許をもっていて、他業界に転職する方さえいます。
たとえば医師から転職してコンサルタントになるなど。
医師免許をもっていれば条件面などに関して優遇されます。
医師の年収をあげる方法としてコンサルタントになる方法もとれますね。
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実際に専門医資格を保有するメリットはあるのか?
博士号についてはよく「足の裏の米粒」に例えられているように実益が少ないと言われています。
専門医資格についてはどうでしょうか?
専門医を持っていても特に保険点数に加算されるということはなく、実益面で何か有利になることはあるでしょうか。
確かに専門医を持っていれば「箔がつく」ということはあるかもしれません。
ただ考えておきたいのが専門医を取る上でのハードル。
専門医を取るハードルが低いのであれば、とりあえず取っておけばいいですから。
逆にハードルが高ければ回避するのも手です。
「総合内科専門医」を取得して実際どうだったか?
現時点では条件を満たせばサマリー免除期間があり、試験だけで専門医資格が得られます。
コストは以下の通り。
・年会費年額 9,000円
・受験料 30,000円
・単位を維持するための学会参加費など
他にも試験勉強に費やす時間もあるでしょうか(これについては本業に役立つのでカウントしなくていいかもですが)。
このコストに見合う価値があると判断すれば、「総合内科専門医」取得はいいかもしれませんね。私はサマリー免除につられて取得する道を選びました。
サマリー免除だけでなく、もともと内科学会に入っているので追加の年会費は発生しないことと勤め先での年収交渉に使えると判断したからです。
ただサマリー免除がなければ、おそらく専門医取得はしなかったでしょう。
追記)交渉の結果、無事に+αの査定を頂きました。それほど高額のアップではありませんが、維持費などを考えても十分ペイできるものでしたので満足です。
専門医は取るだけでなく維持することも考えるべき
専門医は取得することだけでなく維持することも考えないといけませんね。
私はいわゆるサブスぺといわれる専門資格も取っておいた方がいいのかと思って、専門周囲の学会にいくつも入会していました。
入会してから気づいたのですが、年会費が地味にイタイ。
大体1-2万くらいはするので、5つも6つも入っていると年会費だけで結構な額がかかります。
さらに学会参加で参加費や地方であれば遠征費もかかるので金だけでなく時間もかかります。
上の先生を見ていても専門医資格をいくつも持っていても維持するのが大変だからと「専門医資格を断捨離」しているケースがちらほら見られました。
将来的に断捨離する対象になる資格であれば、多大な時間的・金銭的コストを支払って取得する価値はないですよね。
専門医取得によって年収アップした私の実例
~専門医をとれば月あたり+〇万円
私は2回転職していますが、2回目の転職をしたときに専門医資格は交渉材料とすることができました。
上のように具体的な条件でした。
診療に関係する資格であれば、なので全く分野の異なる専門医であれば加算はされません。
実際に転職後にある専門医資格を取得しましたが、契約更新時に月あたり〇万円の上乗せをすることができました。
これなら取得や維持コストを考えても、実益面で専門医取得する意味があったと言えます。
もちろんあくまでわたしの現在の職場の話。
その他の場所でも同様の評価とはならないかもしれませんが、交渉材料にはなるでしょう。
専門医とったけどそんな話は出てなかったよという先生は一度勤め先に聞いてみてもいいかもしれません。
身も蓋もない話ですが、年収アップをめざすだけならばバイトを数多くこなす方が近道かもしれません。
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専門医取得で転職市場では有利に働く!
あくまで私のような医局に属していない医師の話にはなります。
将来的に転職を考えている先生は専門医資格を取ることをおすすめします。
なぜなら転職する際の交渉材料として「専門医資格」は使えます。
専門医を取得するのに費やす金銭的・時間的コストを考えて、それを上回るメリットがあるのなら専門医は取得した方がいいでしょう。
ただし専門医があるからといって劇的に年収の上乗せが得られるわけではないので、無数に保有するとメリットは薄れるでしょう。
転職する際には専門医資格の有無でリクルートの幅が広がりますし、私のように収入に直結するケースもあるので、メインとなる専門医資格は保有しておいた方がいいのではと考えています。
私の転職についての実話はこちらで紹介しています。
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専門医資格は初めから捨て、稼ぎに行く選択肢もある
方法論として研修医が終わってすぐに民間病院にいき、専門医を取得するルートは初めから捨てて、稼ぐことに集中するという選択肢もあります。
この方法をとった方がトータルで稼いだ金額は大きかったという可能性だって十分にあります。
実際にわたしは医師の王道ルートを外れて楽に稼げることを主眼において働いているので、初めからそちらに重点をおいてもよかったのでしょう。
つまるところ、「専門医はとるべき」という固定観念は持つべきではないでしょう。
どのような選択肢をとるべきかはよくよく考えて決めましょう。
まとめ
専門医資格コレクターを目指す意義は少ない。
メインとなる専門医資格は保有しておき、転職する際の交渉材料とする方法があります。
それは医師のポイ活です。
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